崖っぷちですが言いたいことがあるんです

30代による言いたいことだけを書き綴るブログです

歯科矯正は安さ速さだけじゃない!大事なのは矯正期間終了後!!

こんにちは!今回は歯科矯正のお話をしたいと思います!
ちなみに私は生まれつきの病気のせいでかれこれ矯正を20年~28年ほどやっていますのでさまざまな矯正タイプをやりました。そこで今から矯正をはじめたいな。という方や、今矯正していて頑張っている方たちにぜひ覚えておいてほしいことを記事にしました!

 

 

歯科矯正の魅力とやれない理由

歯科矯正は高い

生まれつき歯並びが気になる方も、もっとよくなりたい!と思う方もいますが、でもちょっと金額的に高いな・・・?って思い挑戦してみるという方は少ないかもしれません。

が、最近の歯科矯正は安く!そして短期間で治療が済みます!!と広告で宣伝しているのを見ました。

100万かかる治療を最安30万で!

5万からできる歯科矯正!

●●年かかるところ半年で矯正完了!

などである。5万から始められるときいたらちょっとやってもいいかな?って思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

ちなみにだいたいの歯医者での矯正する金額をざっと調べてみました
まとめサイトではなく歯医者公式サイトで料金が掲載されているページを参照
※ワイヤー型での料金です(マウスピースや裏側ワイヤーではありません)

・36万~1段階目2段階目からは54万~
・77万~
・55万~

結構高いですね。通常の金額を知っていたらやはり5万から始められる!などの広告ならやってみてもいいかも!!って思ってしまうかもしれませんね!

でも安易に安いからはじめよう!って思っている方はちょっと待ってほしいです

以下のようなリスクを必ず覚えておきましょう

矯正は痛い

金銭面での問題もありますが、矯正をやってみようかなと1度は考えたことがあるかたは知っているかもしれませんが、矯正は痛みを伴います。なんといっても、今ある歯を無理やり動かそうというのですからそりゃ痛いです。そして定期的に歯医者に通わなければいけません。

最初のうちだけ痛いの?って思われるかもしれませんが

付けたその日は痛くて食欲もわかない。という方も少なくありません。
また、そろそろ痛みも治まってきたな。というあたりで通院がきてまたワイヤーを絞められまた痛みが始まります。矯正期間中はこれの繰り返しなのでひたすらに痛みと戦います。

不慣れな時期はワイヤーが頬にあたったり唇にあたったりで傷がつき口内炎になったりします。

虫歯になりやすい?

ワイヤーの器具を歯に接着されるので歯ブラシがしにくかったり食べ残しがそのまま挟まったりとなにかと衛生面で問題が生じることでしょう。

また、ここ最近はあまり見た目がよくないことから歯の表側ではなく裏側にワイヤーを装着するという技術も生まれました。見た目では矯正をしていることが分かりませんがその分食べかすが詰まりやすいという面も生まれました。

正直虫歯になるかならないかはきちんと清潔に保ててるかによりますね。

むしろ矯正をしているので定期的に歯医者に通うため虫歯にならないためのフッ素だったりとメンテナスを行ってくれるため虫歯にはなりにくいかもしれませんね。

見た目がイヤ

ワイヤー矯正をしていると、あ、この人矯正しているんだとすぐバレます(だからどうって話ですが)ただ見た目的に気にする方もいらっしゃいますね。

一応歯医者では歯の裏側にワイヤーをつけて矯正する方法もあるようです。

ただ、歯の裏側にやるやり方は軽度の人にしかできないようなので、しっかりと相談して確認してください。

矯正期間の終了と保定期間の開始

ツライ痛い矯正も終わって素敵な歯並びをゲットできたかたは、矯正期間が終了します!長かったワイヤーから解放されます!!

やったー!

と、思うのは間違いです

実は、この後にはまだ治療が残っています。
そう、それが

保定期間の開始です

私がお伝えしたいのは、長かった矯正期間が終わっても本当の試練はここからということです。

保定期間について

保定期間とは、矯正期間中に動かした歯が後戻りしないように歯を今の現状に保つことです。そのためには、マウスピースやリテーナー、歯の裏のワイヤーなどの装着が必須となります。でなければ後戻りしてしまうからです

後戻りとは、歯を無理やり動かすと歯はもとの位置に戻ろうとします。それを食い止めるのが保定。そりゃ歯は歯ぐきから生えてますから、目に見えてる部分をワイヤーで引っ張って位置をかえたところで根本までが動いてるわけではないのですから元の位置に戻ろうとするのは必然と言えます。

ちなみにこの後戻りで、いままでやってきた矯正期間が無駄になってしまうこともありますので、いかにこの保定期間が重要かが言えます

これまで使ったお金が全て無駄になってしまう、ということも。

ちなみに結構後戻りして後悔している方は大勢います。私も1度後戻りを経験していますので今の保定期間はかなり慎重になっております。

 

 

 

近しい日だけでこんなに後悔している方がいらっしゃるんです。

では、なんでみんな真面目に保定期間をやらなかったのかというと

実はワイヤー装着していた矯正期間と違って保定期間を管理するのは歯医者ではなく自分自身ということです。

矯正期間は、ワイヤーで絞められて痛くて、また絞められての繰り返しですが

保定期間は、マウスピース型・リテーナー型の二つに関しては取り外し型ということです。

このふたつは割れやすいプラスチックのようなものでできており、この二つを装着したまま食事はできません。もちろんガムも食べれません。気にする人は飴も食べないかもしれません。デリケートな装着器具なのです。

食べるたびに取り外さなければいけないこの装着器具。一応専用のケースをもらいますがいちいち外すのが面倒、なんだったらどっかに放置してなくす場合もあります。

私はマックで食べていた時、そのままトレーの上に置いといてそのままゴミ箱に捨てたこともあります(その後一生懸命探し出しました)

保定期間はいつ終わるのか

だいたいは矯正期間と同じ年月する必要があります。2年矯正をしていたら2年はその保定期間が割り当てられます。医師にもよるとおもいますが、リテーナー期間というのはだんだんと装着する時間を少なくしていきます。

最初のうちは20時間装着、1年後には夜間だけその装着。その後は就寝時だけの装着。とだんだんとリテーナー期間を減らしていきます。なんとなくこれで本当のゴールが見えてきましたね。

しかし、ゴールなんてないんです。

保定期間は一生。そしてやめれば後戻りは少なからず必ずある

就寝時だけの装着になり、ではその後は?となると1週間に2回ほど就寝時に装着となります。が、どこの歯医者でもリテーナーを完璧になくすことを非推奨しています。

なぜなら、リテーナーを外した時点で必ず後戻りするからです。

つまり、矯正して綺麗な状態を保とうとするならば必ず保定期間を必要とします。

一生その状態を保ちたいなら一生やり続けることでしょう

多少後戻りしてもいい。という方はもちろん解放されます。

ちなみにこの保定期間。食べ歩きするのにも不便であるし、なによりも喋りにくくなること、簡単に壊れること、自分で手入れをしなければならないこと、手入れを怠ると口臭に関わる。などなど不便がいっぱいです。

しかしそれでもやり続けなければせっかくお金をかけて綺麗にした歯並びが後戻りをはじめてしまうかもしれませんので耐えなければなりません。

終わりに。

矯正を安いからはじめてみようかな?と思っている方やこれから保定期間を迎える方には、この保定期間の重要性をぜひ知ってもらいたいです。

矯正の安さや痛み、歯並びもそうですが保定期間はかなり厄介です。あまり宣伝では言われてませんがこれも治療の一部なので簡単にやめるわけにもいかず後戻りもこわい。などなど厄介なことが山盛りです。

ぜひ、後悔のない矯正をしてください。