崖っぷちですが言いたいことがあるんです

30代による言いたいことだけを書き綴るブログです

作った記事がまとめサイトにパクられてしまったので対策してみた

今回の記事は、管理人がやっている別のサイトの記事が別のサイトにコピペされてしまったのでそれの対策をしてみた話を記事にしたいと思います

 

正直、別のサイトはまだまだ発展途中でパクる人なんていないだろーとか思っていたのですが、まさか自分がパクられるなんて。

 

それではまずは順を追って対策までした過程を見ていきたいと思います。

 

 

別のサイトの環境:Wordpressサイト

 

まとめサイトに記事がパクられたことが発覚

エゴサでもして記事を見つけたのですか?と思われるかもしれませんが、違います。たぶんパクってきた相手は、うっかりさんであり、そこまでWordpressの知識がない方と思います。そう、それはピンバック機能で知らせてくれたのです

ピンバック機能は、外部リンクを教えてくれるWordpressの標準機能になってます。
初期はこの機能が有効になっているため、OFFにする必要があるのですが相手はうっかりこの機能を知らずに記事をまるっとコピーしてくれたので私が貼ってあった内部リンクもコピーされ外部リンクとして貼られたためピンバック機能で教えてくれたんですね

 

※ピンバック機能

自分のサイトが他のサイトに紹介(リンク)されたときに、外部リンクが発生したよーと教えてくれる初期機能

もちろん、リンクしたこと教えたくない!と思えばピンバック機能送信オフにもできますし、いちいち誰かにリンクされたこと知りたくない!と思えば通知オフにもできます。

ピンバック送受信に関してはこのサイトを参考にしてください

WordPressのピンバック送信受信を停止する方法(セルフピンバック含む)

相手のサイトに訪問してみるとどうやら、安易なまとめサイトだったみたいです。
パクった記事は私の中でのメインコンテンツだったため、それなりに手間暇かけてやったものだったため怒りは大きかったです。

パクリサイトを見つけたらの対処法

なにはともあれ、対策です。とりあえずまずはサイト管理者に記事を訂正していただくため問い合わせフォームから問い合わせ。ガッツリぱくってやるぜ!の目的のサイトはたぶんお問い合わせフォームも連絡先も書いてないことがあるようですが、この相手はやはり初心者っぽかったです。

ただ、返信はありませんでした。

パクられたときの対処法をかなりの時間かけて調べてみたのですが

がおおまかな対処法のようです。ただ、それぞれリスクがあります。

Googleに通報のリスク

Google著作権関係で申請すると検索から除外してくれるのですが、その除外説明内容に申請した人の本名がバレるようです。しかも全世界にバレてしまうのでなかなかのリスクといえると思います。これが会社単位でやっているサイトなら本名ではなく会社名が記載されるので痛手にはならないでしょうが、一般のサイトを運営している人にとって見れば本名を明かすのは抵抗があると言えます。もちろん相手側にもバレてしまうので何とも言えません。

対処法を探していた際に、本名以外にも会社名をブログのタイトルなどにして申請すれば大丈夫、という意見もあれば。本名以外に登録するとそれそれで別の問題が生じる。という意見もあったので、どうしても削除してほしい!っていう方以外にはハードルが高い対処法と言えます。

サーバー運営者に通報のリスク

相手が運営しているサーバー会社にパクリサイトだぞ!と通報することができます。が、これが1番面倒ですが1番パクリサイト自体を閉鎖させるのに効果的です。

面倒ですが。

ネット上ではなく書面という形での通報になりますので必要な書類を揃えて提出する必要があります。また運営するサーバーによっては用意する書類も違うと思いますのでかならずサーバーの著作権管理について調べてみてください。

ただ受理された場合は、それ相応の対応がされるはずです。

サイト管理者に問い合わせのリスク

そもそも問い合わせしたくても問い合わせフォームがない!コメント欄がない!というパクリサイトが多いです。
しかし最近はサイトがある=Twitterで宣伝しているというのが主流なためサイトのURLなどでTwitterに検索してみると相手のTwitterにたどり着く可能性もあり。公の場でパクリはやめてください。などの意見を述べれば他の人の目を引くと思いますのでなにかしら反応があるかもしれませんね。

アフィリエイト広告社に通報のリスク

リスクあるのかは分かりませんが、だいたいこういうパクリサイトはアフィリエイト目的のサイトが多いです。広告会社に連絡して配信を停止してもらえば、スッキリすると思います。特に、アドセンス広告は審査が厳しいことでも有名ですし著作権や有害サイトの違反していた場合は対応してくれる可能性が高いです。

管理人が行った対策は?

調べた結果上記のようなリスクがありアフィリエイト広告に連絡するのも何個も記事をぱくられていたのならパクリサイトだ!と言えるのですが検索にひっかかりもしないサイトに一部メイン記事をまるパクリされたただけなので、承認されるのかも心配でした。

結局サイトの運営者に問い合わせるということで対処しました。1日経っても返信がなかったためコメント欄が設けられていたのでコメント欄でも問い合わせをしました。

コピペされないサイトにする

パクリサイトへの対処も終わったので次は、コピペされないためにどうしたらいいかを考えることにしました。

そう、そもそもコピペされなければいいのだ。

これもかなり時間をかけて検索しました。なんといっても私はサイトを構築する知識がまるでないので全て検索です。

これぞ王道?右クリック禁止

たまにサイトで右クリックが使えないサイトありませんか?
あれなんの意味があるの?コピーできないじゃん!と思いますが

そう、あれこそがコピペ対策。

右クリックできなければ、コピーできない!とか思ってるネット初心者に効果的な対策。実際問題は右クリックできなくても問題なくコピーできますけど。

ただ、ないよりはマシな程度ですね。

あぁこのサイトはコピーされたくないんだな、とは思ってくれそうです。

方法は色々あるのですが、

<body>~</body>の間に入力する方法と

コンテンツのコピーを禁止する方法について【テキスト編】 ホームページの更新-新潟の企業のためのホームページ制作会社|(株)アテンド

CSSで禁止する方法があります

簡単!Webコンテンツのコピー禁止(プロテクト)をCSSのみで | 綾糸.net

Wordpressのテーマにもよりますが、<body>~</body>ってどこに入力するんだ!ということで(私は分かりませんでした)
私の場合ですと、Cocoonのテーマを使用しており
外見>テーマエディター>tmp-user>head-insert.php 内です。

テーマエディターとかいじるの怖い!CSSもなんかうまくいかないという方はプラグインで右クリックを制御する方法もあります。
プラグインを紹介してくれてるサイトで1番参考になったのはこのサイトなので皆様もプラグインを検討してる方は見てみるといいかもしれません。コレ良いかも?と思ったやつはそれ単体でまた検索すれば有益な情報が得られます

ワードプレス記事コピー(パクリ)禁止プラグイン4選 | 自己投資図書館

ちなみにプラグインプラグインをかけあわせて右クリック禁止にするぜ!みたいな方法もありよくよく考えるとプラグインは便利な機能ですが入れすぎるとサイトが重くなったり他のプラグインやサイトに悪影響が出るとこともあるため、色々プラグインを試しましたが結局プラグインで制御するのを止めました。

最終的な右クリック対策

上記のリンクの対策両方を取り入れました。
<body oncontextmenu="return false;">

を外見>テーマエディター>tmp-user>head-insert.phpに入力し

CSSには

.entry-content {
user-select:none;
-moz-user-select:none;
-webkit-user-select:none;
-khtml-user-select:none;
}

を記述。二つ入れる意味はほぼないですが、何となく入っています。

F12キーを使用禁止

ネット初心者以外なら知っているF12キー
なにそれ?と思うかといるかと思いますので、F12キーを押すと開発者コンソール(デベロッパーツール)が使えます。F12を押さなくても右クリックで「検証」という項目をクリックすれば同じく開くことができます。
なのでコピーという機能を停止しただけでは右クリックのオプションメニューが開かれて検証をクリックされてしまうためオプションメニュー自体を出なくする必要があります(上記で紹介したURLの設定で右クリックオプションも禁止できます)

さて、サイト構築初心者に迫ってくるjavascript

きいたことある!きいたことあるんだけど、使い方がまったくわかりません。
意外とコピペ対策 F12キー無効 とかで検索してみても引っかからない。
が、見つけたのが

jQuery でキーボード入力をキャンセル(無効化)する方法

これがほぼ答えでした。感謝しています。
jQueryっていうのも名前だけ知っててなんだか難しそうと嫌煙していましたが、ここでようやく利用するときが来ました。

ただ参考にしていたサイトはもちろんWordpressで使用する想定ではないので、jQueryWordpressで使用する方法も検索

さまざまなサイトを見ましたが1番なるほど、と思ったのはこちらのサイト

WordPressでのダメなjQuery関数の囲み方4パターンと対策講座 | スタッフブログ | 株式会社クーネルワーク

こうやって書き換えればいいのか!と分かりやすかったです。

が、そもそもこれどこに入力するのよ!!ってなったのでそれも検索、とか思ったけどちゃんと上記のサイトに書いてありましたね。
そう右クリック禁止の際にも出てきた

外見>テーマエディター>tmp-user>head-insert.php

です。

Wordpressの標準機能でjQueryのライブラリ?みたいななんか色々あるみたいでとりあえずなにも設定しなくても直接書いてしまって大丈夫なようです。

最終的に私が書き出したのは

<script type="text/javascript">
jQuery(function($){
$(document).keydown(function(event){
var keyCode = event.keyCode;
var ctrlClick = event.ctrlKey;
var shiftClick = event.shiftKey;    
if(keyCode == 123  //F12を制御
  || ctrlClick && keyCode == 85 //Ctrl + Uを制御する  
  || ctrlClick && shiftClick && keyCode == 73 //Ctrl + Shift +Uを制御する
)
{
return false;
}
});
});
</script>

F12に加え、Ctrl + U、Ctrl + Shift +Uを制御するコードになります。

これで、右クリックもF12も使えなくなりました。割とガチガチです。
Johnny's公式サイトはたぶんこんな感じですよね。

javascriptが無効だったら記事を見せない

実はF12キーの無効や右クリック禁止!などは実はブラウザのjavascript機能を無効にするとすべて解除されてしまいます。じゃぁ意味ないじゃん!!となりましたが、色々なプラグインを試していると課金でできる要素で

javascriptが無効だったら記事を非表示にする

という項目がありました。項目があるということは設定できるということ。なるほど、そんなこともできるのか。ということで調べました

割とあっさり出てきました

Javascriptが無効な場合、何も表示させないようにする - 新米SE、マーケティングを学ぶの巻

何とも簡単!!

良いじゃん良いじゃん!とか思って1度試しにやってみましたが。

実はメインコンテンツ内にアドセンスコードを入力しており、どうやらそれがこのタグ内にあると無効になるようで、アドセンスが表示されない!ってなり、たぶん解決する方法もあるのでしょうがまぁここまでする必要はないか。ということでjavascriptが無効だったら記事を非表示にするという行為は辞めにしました。

RSS機能を全文配信しない

コピペサイト、パクリサイトでよくされている方法らしいのですが、RSSという機能を使って記事をまるっと自分のサイトで公開するという物。そもそもRSSってなによって感じですけど。そこまでRSSに価値を感じてなかったりしてる(私のような)人はWordpressの設定を変えることで簡単に対策できます。

Wordpressの「RSSフィード設定」>全文表示を要約に変更

この設定だけで対策ができるようなので、RSSよくわからん。って方はやっておいて損はないかと思います。RSS大事だよ!全文を表示で配信したいよ!!って方はこの対策以外にもパクリサイトがよく使っているであろうプラグインからのアクセスを禁止にしたり、とかの対策もあるようです。

どんだけ対策しても結局は無意味

素人の私がここまで色々やってきましたが実は開発者コンソールはショートカットキー(F12等)で制御したところで、普通にブラウザ(chromeの場合)でその他設定>デベロッパーツールから開くことができてしまうのです(他ブラウザでも同じ)。
そしてこのデベロッパーツール自体を開かせない方法を検索しましたが私ではそこにたどり着くことができませんでした。なのでどんだけショートカットキーを無効にしても右クリックを禁止してもjavascriptを無効にした際記事を非表示にしたところであまり意味はないのかもしれませんが、いちいちデベロッパーツールを起動してコピペして色々HTMLを修正するという作業も面倒だと思うので手を煩わせるという点で良いかなとも思います。

ただ、優先すべきは訪問してくださるユーザーたちのためコピペが使えないならこのワードなんだろう?検索しよ。と思わせなくなるくらいに充実したコンテンツにしていかないといけません。

ここまでしてコピペ対策をする必要性ある?と考えられますが

正直このへんはサイト運営者の心次第です。

というわけで、ここまで対策をしてきましたが最終結論としてはデベロッパーツールを開けなくしないと意味はない。chromeにはコピペ防止を突破する拡張機能がある。ということを念頭に置いて対策をしてください。

どこまでやるか、まったくやらなくていいのか、は皆さまの判断です。

RSSに興味ない人はやっておいたほうが良いかもしれませんね。

 

それではみなさん

ぱくりはだめ!引用元はしっかりと!!リスペクトの心をもって。

※追記

2日後にパクった相手から問い合わせの返事があり、どうやら記事は削除してくださったようです。なにはともあれ、悪質なサイトにぱくられたわけではなかったので良かったです。(中身はほぼ引用だらけ(引用元掲載無)のまとめサイトですが)